ニンニクや玉ねぎを食べるとおならが臭くなるから、できるだけ食べないようにしている。
あなたもそうですか?
もしそうだとしたら、もったいない!
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アリシンの健康作用はすごい
ニンニクの臭いの成分は「アリシン」というイオウ化合物です。
「硫化アリル」と呼ばれることもあります。
これはニンニクだけでなく玉ねぎやニラ、長ネギなどユリ科の野菜に多く含まれています。
その中でもニンニクは含有量が多いものです。
アリシンにはいくつもの健康作用があることが分かっています。
例えば、疲労回復効果や血行促進効果、血糖値を下げる効果などですが、そのほかに胃腸に直接関係する効果もあります。
消化しやすくする
これはその香りによって胃腸の消化液の分泌が促進されるおかげです。
食欲増進効果があることから、ニンニクは夏バテ対策の料理にも多く活用されているわけですね。
抗菌作用
さらにアリシンには強い抗菌作用や抗カビ作用があります。
そのため、赤痢菌やチフス菌、ピロリ菌などに対する抗生物質として使用されることがあるほどです。
食べすぎると腸内細菌すべてが抑制されてしまいますが、適度に摂取することで悪玉菌や病原菌の働きを抑えることができます。
抗酸化作用
アリシンには強力な抗酸化作用があります。
さらにアリシンは油に溶けることでアホエンという成分に変化します。
アホエンは血液サラサラ作用で知られるようになった成分です。
抗がん作用、血栓を溶かす作用などで様々な病気の予防に役立つ成分でもあります。
胃腸内の血流を促進し、酸化を防ぐことで消化吸収をサポートし、悪玉菌が増殖しにくい環境を整えることができます。
玉ねぎは善玉菌を増やす
玉ねぎにもアリシンが含まれています。
玉ねぎを切ると涙が出るのは、このアリシン(硫化アリル)のせいというのは有名ですね。
さらに玉ねぎには、腸の善玉菌のエサとなる糖アルコールやオリゴ糖とともに食物繊維も豊富です。
どんな方法で食べるのがいい?
オイル系パスタに
ニンニクは油と一緒に調理するようにすれば、アリシンが失われにくくなります。
ニンニクとオリーブオイルで作るパスタなどは手軽にアリシンを摂取できる料理ですね。
シンプルにペペロンチーノがおすすめ。
魚介類と野菜のアヒージョなんかもおしゃれにニンニクを楽しめる料理です。
ドレッシングに
さらに、生のニンニクを活用するにはニンニクのすりおろしをマヨネーズに混ぜた、ガーリックマヨネーズでサラダをたっぷり食べるというのも美味しいですよ。
市販のドレッシングにニンニクのすりおろしや玉ねぎのすりおろしをプラスするのもいい方法です。
ただし、時間がたつほどアリシンが揮発していきますので、食べるたびに新たに合わせるようにするのがベストです。
食べすぎは逆に胃を刺激して胃を荒らす原因になることがありますので、一回の食事で大量に摂るよりも、スパイスとして少しずつ摂ると良いでしょう。
まとめ
- ニンニク、玉ねぎなどに含まれるアリシンは様々な健康効果がある
- 抗菌作用、抗酸化作用は腸にも良い働きをする
- アリシンは油と一緒に調理すると保護されやすい
- アリシンは水溶性、揮発性があるので、切ってからできるだけ早く生で食べる調理法がよい
においを気にするより、美味しい風味や整腸作用、抗菌作用に注目して、ニンニクや玉ねぎは積極的に摂るようにしたいですね。
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