お酒を飲むと必ずおなかがゴロゴロいって、ガスが溜まる、という人がいます。
もしかしてあなたもでしょうか?
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おならとアルコールの飲みすぎには関係がある?
お酒を飲んでおならが増えるのには、いくつかのケースが考えられます。
- ビールや炭酸割りなどを多く飲んだことで、炭酸がうまく排出できず腸に溜まってしまった場合。
- 胃腸が炎症を起こしているため消化不良・腸内発酵してしまう場合。
- お酒のアルコールに体が拒否反応を示している場合。
順番に考えていきましょう。
1.炭酸ガスが腸に溜まってしまいお腹が張るとき
通常ビールや炭酸水などのガスは、げっぷとして口から出てきます。
しかしどんどん食べ、どんどん飲んでいるうちにうまくげっぷが出せなくなり、そのまま腸の方へ移動してしまうということがよくあります。
対策:
・おつまみはゆっくりよく噛んで食べる。
・勢いにまかせてガバガバとビールを飲むのをやめる。
・時々胃の辺りをさすって、飲み込んだガスや空気が上に移動しやすくする。
2.消化しきれないおつまみが腸内発酵しているとき
お酒を飲んでいると、満腹中枢が反応しなくなるため、意識しないうちに相当の量のおつまみを食べていることがあります。
揚げ物や味の濃いものが美味しく感じられますが、そういったものは胃腸には負担をかける食品であることが多いですよね。
アルコール自体は胃と小腸の両方で吸収され、血液の中に運ばれていきます。
それが肝臓で分解されるわけですが、大量にアルコールを飲むと、胃と小腸の粘膜が荒れて炎症を起こします。食べすぎ、飲みすぎは消化不良を起こすのも当然ですね。
さらに、おつまみとして食べたものの中に、アレルギーの原因食材が入っているときなどは要注意です。
例えば、過去に貝類で食中毒を起こしたことのある人は、同じ貝のエキスが入っているソースやオイルなどを少量口にするだけで、腹痛や下痢を生じることがあります。
そこまで激しい反応ではないものの、おなら・ガスが大量発生するというかたちで症状が出る場合も多いようです。
関連記事「おなかのハリの原因が遅延型フードアレルギーの場合もあります」
対策:
・できるだけ消化に良い種類のメニューを選ぶ。白身魚、大豆製品、卵、その他低脂肪のものが良い。
・一口食べるごとに箸を箸置きに置くようにし、ゆっくり味わって食べることを意識する。
・自分のアレルギー食材が混じっていないか、よく確認する。
・アルコール度数の高いお酒ほど胃腸の粘膜を傷つけるので、必ず合間にチェイサーを飲む。
※チェイサーとは、「和らぎ水」とも呼ばれ、お酒の合間に飲む水のこと。悪酔いを防ぎ、味覚を正常に保つ働きもあるのでおすすめ。ウーロン茶などのソフトドリンクは水分補給にならないのでただの「水」が良い。
3.アルコールに体が合わない場合
アルコールそのものに体が拒否反応を示す人もいます。
体質的にアルコール分解酵素が少ない人もいて、飲むとすぐ肌が真っ赤になる人が多いのですぐ分かります。
また、以前は何ともなかったのに、急にダメになったという場合もあります。
お酒を飲んで15分から20分過ぎたあたりからお腹が張ってきて、そのうち腹痛と下痢症状が出るようなケースです。
こうしたケースでは今まで体に潜んでいた消化器系の障害が関係していることがあるので、特に注意してください。
例えばこんな障害です。
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 過敏性腸症候群
- 慢性膵炎、急性膵炎など
「お酒を飲むと胃が痛い」と感じる場合、ちょうど胃の後ろ側にあるすい臓の炎症や結石、さらにひどければすい臓がんの可能性もあります。お酒を飲むと腰痛がする、という症状の人もいます。
・飲むアルコール量をセーブする。お店ではソフトドリンクとお酒を同時に頼み、交互に飲むようにすると良い。
・胃腸科・消化器科を受診し、隠れた病気がないかチェックする。
まとめ
お酒を飲むとおならの回数が増える、においがきつくなるという場合、その原因にはいくつかのパターンが考えられます。
1.炭酸ガスの大量摂取によるもの
2.消化不良による異常発酵
3.アルコールに対する拒否反応(消化器科の病気の恐れも)
上記のどれかに当てはまらないか、チェックしてみてください。
腸内環境を良くし調子を整えておくことで、
美味しいお酒を飲めるようにしていきましょう。
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