ココアには整腸作用があり、正しい方法で飲むことで臭いおならを減らすことができます。ココアに含まれるポリフェノールと、複数の食物繊維がその働きをしてくれますが、特にリグニンという成分が鍵になります。
sponsored link
Contents
ココアに含まれる食物繊維リグニンがパワーを発揮
リグニンは植物の細胞壁から発見された繊維化合物で、食品の中ではココアに含まれる量が圧倒的に多い食物繊維です。
そして腸内の便のかさを増やし、老廃物と一緒に押し出す力を持っています。
というのも、リグニンは不溶性の食物繊維で、水分にも酸にもアルカリにも溶けません。そのため胃酸などの消化液にも強く、大腸の中でも消化吸収されずに通過していきます。その際に、腸内の老廃物を包み込み、まとめて一緒に排出するというわけです。
さらに胆汁酸を吸着するため、脂肪の代謝を上げる作用があり、ダイエット食品としても注目の成分です。
リグニンは、ココアのほかに豆類や、イチゴ、ラズベリーなどのフルーツにも含まれます。
しかし効率よく摂取するためには、最も含有量が多いココアがおすすめ。ココアの食物繊維のうち、約70%がリグニンであり、カップ1杯分のココアドリンクに含まれるリグニンは他の食品の一食分目安よりも圧倒的に多いのです。
リグニンはポリフェノールでもある
ポリフェノールは抗酸化作用と腸内環境を整える働きがあります。
腸内のビフィズス菌を増やす効果がわかっています。
またミネラル補給や、肝臓の働きをサポートしたり、血圧降下、ストレス軽減にも良いなど、ココアにはたくさんのメリットがあります。
ただし調整ココアのカロリーに注意
ここで注意したいのは、牛乳や砂糖を加えたココアでは、カロリーがかなり高くなってしまうということです。
そして牛乳や砂糖は悪玉菌の好むエサでもありますから、おなら対策としては逆効果になる恐れがあります。
ココアというと甘くてクリーミーなものを思い浮かべてしまいますが、純ココアを使えば砂糖とミルクの量を自分で調節することができます。徐々に減らして舌を慣らしていきましょう。
おなら対策のためのココアドリンクの作り方
(約80kcal,食物繊維約1.4g)
ピュアココア大さじ1を大さじ2の水で練る。
水80㏄と低脂肪牛乳100㏄を加えてのばす。
電子レンジで飲み頃の温度まで温めれば出来上がり。
甘みを加えたいときは、白砂糖ではなく、おなかによいオリゴ糖が含まれているてん菜糖またはハチミツがいいでしょう。
水分不足に注意!フルーツと一緒がおすすめ
ココアのリグニンは不溶性です。おなかの調子を整えるためには、不溶性の食物繊維だけを摂るのでは不十分。それだけでは腸内の水分を包み込んでしまい、コロコロ便になったりおなかが張って逆に苦しい思いをする可能性があります。
大切なのは、水分を多めに摂ること、また一緒に水溶性の食物繊維もバランスよく摂ることです。
それでココアを飲むときには、水分と水溶性の食物繊維の両方を含むフルーツを一緒に食べるようにするのが理想的です。
おなら対策のためのココアの飲み方まとめ
・ココアに含まれるカカオリグニンがおなかの掃除をしてくれる
・カカオポリフェノールにより善玉菌の増加も期待できる
・ミルク分、砂糖分をできるだけカットした純ココアで作るドリンクがおすすめ
・甘みはオリゴ糖の多いてん菜糖かハチミツでプラスする
・一日3杯を目安に飲もう
・ココアと一緒にフルーツを食べよう
このサイトでは、厳選した3つのおなら対策サプリを紹介しています。
こちらのページからどうぞ。
「おなら解消サプリならこれ!」