おならを抑えるための薬にはどんなものがあるのでしょうか。
今回は、手軽に購入できる市販薬でおすすめのものをピックアップしてみました。
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どんな症状を治したい?まずは市販薬のタイプを絞り込む
最近は医薬品もドラッグストアの通販で購入できるようになりました。
一層手軽に購入できるようになった反面、薬局などの店頭と違って自分の症状を薬剤師に相談しておすすめの薬を教えてもらうことができないというデメリットもあります。
ですから薬を購入する前に、ある程度自分の症状を絞り込んでからふさわしい薬を選ぶ必要があります。
たとえば・・・
⇒下痢止め
おならが出るけれど便秘状態が続いている場合 or IBS便秘型
⇒便秘薬
IBS下痢型の市販薬 急なピンチの薬2種と常備したい下痢止め1種
IBS下痢型は男性に多いと言われていますが、ストレスや緊張を感じる状況ではだれでも急な腹痛を伴う下痢が起こることがあります。なんとかトイレに行くのを我慢できても、強烈なガスだけは出てきてしまうかもしれません。
そんなピンチの際におすすめの市販薬です。
1 チュアブルタイプなら「ストッパ下痢止めEX」(第2類医薬品)
「ストッパ」は眠くならないので、大事な仕事中や試験の前でも飲むことができます。
水なしで飲めるチュアブルタイプなので急におなかがピンチになったときのために、カバンやデスクに常備しておくと安心できますね。
1回1錠をかみ砕くか、口の中で溶かして服用する。1日3回が限度で、次の服用までに4時間以上あけることとなっています。
※ストッパには、女性用の「ストッパL(エル)」、「小中学生用ストッパ」もあります。
女性用には婦人科の漢方でもあるシャクヤクエキスが追加されています。生理中の下痢にも。
また小中学生用は、15歳未満の子供のために分量が抑えられた配合になっています。
ストッパ下痢止めEX(12錠)を爽快ドラッグで購入する
2 錠剤タイプなら「ビオフェルミン下痢止め」(第2類医薬品)
「ロートエキス」と「シャクヤクエキス」が腹痛を和らげながら整えるはたらきをします。
またビフィズス菌の配合が多いのも特徴。
「ビオフェルミン下痢止め」は一回3錠を食後に飲むことになっています。
錠剤のため、苦みやにおいを感じにくいこと、また急な腹痛を抑える効果がポイントです。
通勤中、通学中、仕事中などの突然の下痢で困るときにも。
ビオフェルミン下痢止め(30錠)を爽快ドラッグで購入する
常備したい顆粒タイプなら「ビオフェルミン止瀉(ししゃ)薬」(第2類医薬品)
こちらは顆粒状のおくすりです。食後に1包を水またはお湯で服用します。
この「ビオフェルミン止瀉薬」は「ビオフェルミン下痢止め」よりも効き目が穏やかで、小さな子供からお年寄りまで使用できるというのが特徴です。
突然起こる急降下にというよりも、おなかが緩い状況がゆっくり続く場合などに向いています。
(ただし、ウイルス性胃腸炎やインフルエンザなどのウイルス型下痢は除く。その場合は病院の抗ウイルス薬を処方してもらう必要があります。)
ビオフェルミン止瀉薬(12包)を爽快ドラッグで購入する
便秘型の市販薬2タイプ
IBSの便秘型は女性に多く見られますが、男女問わず、しつこい便秘が続くとそれが原因でおならが増えたり、頭痛や吐き気など不快な症状につながります。
1 ビフィズス菌配合なら「ビオフェルミン便秘薬」(第2類医薬品)
「ビオフェルミン便秘薬」は腸のぜん動運動を活発にし、大腸内での水分の吸収を抑えることで便が固くなるのを防いで排出させるタイプのお薬です。
またビフィズス菌配合でおなかを整えてくれます。
大人は3から5錠を就寝前に服用します。通常15歳以上からという薬が多いですが、この薬は11歳の子供から服用できます。
また、おなかの様子をみながら量を調節できるので、薬の効果だけに頼りっぱなしにならない工夫ができるという点が特徴ですね。
2 出し切るなら「スイマグ・エース」(第3類医薬品)
スイマグは腸の中に水分を集めることによって便を柔らかくし、排出を促すタイプの液体のお薬です。
おなかが痛くならない下剤として、すべて出し切る腸内リセットにも使うことができます。
スイマグ・エースは、便渋滞を起こしたお腹に穏やかに作用し、気持ちのよい排便を促す瀉下薬(緩下剤)です。
また、過剰な胃酸分泌によって悪化した胃の環境を改善する制酸薬としてもはたらきます。
(スイマグ公式サイトより引用)
空腹時にキャップ1杯をコップ1杯以上の水と一緒に服用します。
スイマグの主要成分は海のにがりの成分と同じ自然のものです。
にがりがお通じに良いというのは一般にもよく知られていますが、その効果を凝縮したのがスイマグと考えればわかりやすいですね。
※潰瘍性大腸炎の方は服用できません。
※顆粒状になった「マリンマグ」という姉妹品があり、携帯するならそちらがおすすめ。
スイマグエース1本(360m)をくすりのイサミで購入する
マリンマグエース 便秘 細粒剤(20包入)をくすりのイサミで購入する
ガス型、おなかのハリを解消する市販薬2タイプ
ガスを抑える薬は基本的には「整腸剤(第3類医薬品)」となります。
しかしその後は、腸内環境が徐々に改善されるので異常なガスの発生は抑えられていきます。
1 常備薬にする整腸剤なら「ビオフェルミンVC」(第3類医薬品)
ビオフェルミンというと「乳酸菌のおくすり」というイメージですが、乳酸菌にビタミンがプラス配合されているのがこちらの商品です。
ビオフェルミンVCは食後に1回2錠を水またはお湯で服用します。
なぜビタミンも?と思うかもしれませんが、腸内環境が悪化しているときは腸からのビタミンの吸収がしにくい状態です。
そんなとき、体はビタミン不足に陥っていて疲れやすく胃腸の動きも悪くなっているというパターンはよく見受けられます。
悪循環を断ち切るためには、乳酸菌に加えてビタミン類を補給するというのは理にかなっているのです。
生理前にガスがたまりやすいという女性は多いですが、その期間だけ飲むのもおすすめです。
生理前の肌荒れ対策を考えるなら一石二鳥ではないでしょうか。
2 張ってきたなと感じたら早めに「ガスピタンa」(第3類医薬品)
ガスピタンは水なしで服用できるチュアブルタイプなので、いつでも飲めるのがいいですね。
緊張やストレスを感じるとおなかが張ってくる人にも便利なお薬です。
消泡剤(ジメチルポリシロキサン)・・・今あるガスだまりをつぶします。
消化酵素(セルラーゼAP3 )・・・ガスの材料となる食物繊維を分解して減らします。
乳酸菌(ビフィズス菌ほか)・・・ガスをたまりにくくし腸の調子を整えます。
(ガスピタン公式サイトより引用)
食前または食間に1回1錠、1日3回服用する。
必ず、かみ砕くか口の中で溶かす方法で服用することとなっています。これは、錠剤が大きいためそのままの大きさで飲み込むとのどに詰まる恐れがあるからだそうです。
おならやIBS対策として市販薬を使用する際に注意したいこと
市販薬は手軽に購入できる反面、病院で処方される薬と違って効き目が弱いという場合もあります。
市販薬はいろいろなタイプの症状に総合的に効くような配合になっているからです。
根本的な解決にはならないことが多いため、薬に頼り切るのではなく、急な症状を抑えるために使用するようにしましょう。
まとめ
整腸剤、下痢止め、便秘薬、消泡剤を含む薬など市販の薬にも様々な種類があります。
市販薬の中でも、自分の症状に適したものをある程度絞り込んでから選びましょう。
そして医薬品を常時服用することは体の負担になることがあります。
根本的な解決のためには、まず食事の改善、次に栄養補助食品(サプリメント)の活用などで体調そのものを徐々に整えていくことも大切なポイントになります。
こちらの記事もどうぞ⇒「ガスピタン」と同じ消泡剤成分が配合された市販薬を14挙げてみました
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