おならが増える原因というのは本当にたくさんありますが、ちょっと意外なことが原因になっている場合もあります。
普通はまず腸内環境が崩れているから、というのが直接的な原因である場合が多いのですが、骨盤がゆがんでいることが原因となっているケースがあります。
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骨盤が歪むと腸が圧迫される
骨盤というのは、内側に内臓を抱えた状態になっています。「骨盤が歪む」といっても、ねじれるように左右の骨盤がずれるということは自然の状態ではあまりないそうですが、骨盤全体が傾くということはよくあります。
骨盤が前に滑って傾いているとお腹が出てぽっこりした体型に見えます。背中はいわゆる猫背になっています。
逆に骨盤の下側が後ろに傾いていると、おしりが突き出た体型です。
また左右の骨盤の高さが違うという場合もあり、これは骨盤が斜めに傾いた状態です。
こうした状態では、骨盤の内側にある腸が部分的に圧迫されていることが多いそうです。そのために腸のぜん動運動がうまくいかず、消化したものを送ることがスムーズにいかなくなります。未消化のものが停滞していることで、腐敗や発酵が起こりガスがたくさん生じてしまうというわけです。
骨盤底筋の負担が多いとオナラを我慢できない
このような歪みがあると、骨盤底筋が不自然な形で緊張することになり、弱っていきます。
この筋肉は、肛門ともつながっているため、骨盤底筋に力が入らなくなるとオナラを我慢できないという症状にもつながってしまいます。
女性は妊娠や出産などで骨盤が歪みやすいですし、座ってばかりいる仕事の人は骨盤底筋が衰えやすくなります。
自分で骨盤のゆがみをケアする方法
座り方を改善
男女共に、座る姿勢が悪いと骨盤は歪んでいきます。
背もたれにもたれて、おしりが前にずれただらしのない座り方がクセになっていると、骨盤は後ろに倒れていきます。
良い座り方
椅子にはまっすぐ座るようにしましょう。骨盤をまっすぐ立てるイメージです。
背もたれには寄りかからず、拳1つが入るくらいで背筋をまっすぐしておくようにします。
寄りかからないと疲れるような気がしますが、骨盤と脊椎に一番負担のかからない姿勢ですので、実は疲れが少ない姿勢なんです。「まっすぐ」と思うあまり逆に反り腰にならないように気をつけましょう。
また、15分おきくらいに立ち上がって動く用事を見つけるようにして、下半身の血流が悪くならないようにするということも大切です。
骨盤をほぐすエクササイズ
これまでの悪い癖で凝り固まってしまっている骨盤は、ほぐしてあげる必要があります。
とても簡単なエクササイズがありますのでご紹介しますね。
「おしり歩きエクササイズ」です。
- 床に足を投げ出して座ります。
- 腕は軽くまげて脇につけます。
- 左右のおしりを動かして、前に進みます。このとき膝は曲げないようにしてください。
- 床のスペースによりますが、5,6歩進んだら、今度はそのまま後ろに戻ってきます。
このエクササイズを3往復程度行います。最初はうまくできないかもしれませんが、骨盤と周りの筋肉がほぐれてくるにしたがって、スムーズに進んだり戻ったりできるようになります。
床との摩擦がありますので、すべりの良いエクササイズパンツなどを履いていると楽です。
おしり歩きエクササイズは、骨盤のゆがみを取るだけでなく、便秘対策にもなります。おなかの張りやオナラでお困りの場合には直接的な解消法でもありますので、ぜひやってみてください。
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