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キャベツはどうしておなかにいいの?
キャベツは栄養価が高く、キャベツの酵素が胃腸の調子を改善するというのは割と有名な話かもしれません。市販の胃腸薬にも「キャベジン」などのようにキャベツの成分を利用したものがありますね。
では、キャベツのどんな成分がいいのかというと・・・
キャベツのビタミンUに注目
キャベツには、「メチルメチオニン スルホニウムクロリド」という抗潰瘍成分があります。「ビタミンU」とも呼ばれる成分です。簡単に言うと荒れた胃の粘膜を補修してくれる成分です。これが、胃が弱っているときの胃のもたれや胃痛によく効くのですね。
ビタミンUは正式なビタミンではないのですが、ビタミンの様に有益な働きをするアミノ酸の一種です。英語で潰瘍のことをulcerといい、胃潰瘍を防止するという意味でビタミンUと名づけられたそうです。
ビタミンUを摂取して2時間程度もすると、胃の粘膜が修復されるという実験結果があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防、初期の炎症対策に有効です。
さらに、ビタミンUはアレルギー性疾患対策として用いられることがあり、アレルゲン分解効果、抗ヒスタミン効果があります。
キャベツの効能とおならの関係とは?
このように、強力な効果があるキャベツ。おならの悩みを解消するのにも役立つでしょうか?
前述のとおり、キャベツのビタミンUが胃腸の粘膜を修復します。胃腸が荒れるのは、食べすぎや飲みすぎ、さらに過度のストレスが原因になることがご存知でしょう。
おなら・ガスの悩みというのは、大きなストレスになります。ストレスで胃腸が荒れ、消化吸収機能が妨げられるために、食べたものが腸内で腐敗発酵しやすくなります。それがおならを増やす原因になるわけです。こうした悪循環に陥っている場合、どこかでその循環を断ち切らなくてはなりません。
そこで、ビタミンUの摂取量を増やして胃腸の健康をサポートしてあげれば、それがおならを減らすためにも有効だと考えられます。
さらに前述した抗アレルギー作用によって、何らかの食物アレルギーが原因のおならに対しても一定の効果が期待できます。
その他のキャベツの栄養素
さらに、ビタミンU以外にもキャベツには多数の栄養素が含まれていますので、総合的な体調改善の面からもおすすめ!
- ビタミンC 疲労回復、ストレス緩和、抗菌作用、発ガン抑制
- ビタミンK 血液凝固コントロール、骨密度維持
- ビタミンE
- パントテン酸
- イソチオシアネート 免疫力アップ、ガン・心臓病対策
- 食物繊維 便秘予防、抗がん作用
- カロテン
- カルシウム
- ビタミンB群 肝機能サポート、脂肪燃焼効果
- フラボノイド 抗がん作用
- スルフォラファン 抗がん作用
ビタミンUの効果的な摂り方
ビタミンUはキャベツの絞り汁から発見されたので別名「キャベジン」と呼ばれ、これが製品名にもなっているわけですが、実はキャベツ以外の野菜からも摂取できます。ブロッコリーやカリフラワー、ケール、アスパラ、パセリ、セロリ、青海苔、緑茶などです。
水溶性の栄養素なので、水に流れてしまわないよう、茹でるよりも蒸すほうがおすすめ。また熱にも弱いため、できれば生で食べるほうがビタミンUの摂取になります。ドレッシングやマヨネーズの酸には強いとされているので、サラダにはぴったりですね。
または、キャベツから流れ出た栄養分を汁ごと摂取できる、スープ、味噌汁もおすすめ。これだと、柔らかく煮込むこともできますので、胃が痛くて消化機能が落ちているときにも摂ることができます。
また、キャベツの芯に近づくほどビタミンUの含有量が高くなっていますので、キャベツの芯は細かく刻んでスープにするなどして無駄なく摂取するといいですね。
キャベツは和洋中といろいろな料理に活用できる、便利で美味しい野菜です。キャベツをたくさん食べて、体調を回復し、おなら解消にも役立てましょう!
※キャベツの原種であるケールを使った青汁で、効率的に便秘・オナラ対策するという方法もあります。
こちらの記事も参考になります→「やっぱり青汁は鉄板の便秘対策だった」(別サイト)
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