お腹をへこませるだけで便秘解消？ドローインは腹筋が苦手な人に

便秘が原因のおなら対策として、腹筋力をつけることはとっても大切です。
でもよくある腹筋エクササイズが辛くて続かない・・・という人には、簡単にできる「ドローイン・エクササイズ」をおすすめします。

ドローインの意味

ドローインエクササイズとは、簡単に言えばお腹をへこませることで筋肉を鍛える運動です。
（英語で［draw in]=引っ込めるの意）

立った姿勢でも、横になった姿勢でもできる簡単エクササイズですので、
運動が苦手という方でも気軽に取り組めるのがいいところ。

簡単なのに効果てきめんのドローイン

ドローインはとっても簡単ですが、その効果は思ったよりも大きいのが特徴。
お腹をへこませることは、腹部の様々な筋肉を使います。特に腹横筋と腹斜筋という、いわゆるインナーマッスルが鍛えられます。

そうすると、インナーマッスルが内臓をしっかり押さえてくれるのでウエストの引き締めやぽっこりお腹の改善に効果的。
つまり筋肉がコルセットの役割を果たしてくれるわけです。

これにより、腸をはじめとした内臓が正しい位置に納まり、腹圧も強くなります。
それが腸の働きをサポートし、便秘解消につながります。

ドローインのやり方

立ったままでやる場合、次のように行います。

1. 背筋をまっすぐにする
2. 息を吸いながらお腹を膨らませる
3. 次に息を細く吐きながらお腹をへこませる
4. へこませたまま３０秒キープ

簡単ですね。
これを一日に１０回程度行います。

寝た姿勢からのドローイン　詳しいやり方動画はこちら。

一日中どこでもドローインはできる

ドローインエクササイズは、通常の腹筋運動と違っていつでもどこでもできるというメリットがあります。

寝た姿勢で行う場合は、朝起きてすぐや夜寝る前に布団の中でも行うことができます。
また立ったままでやる場合、通勤通学のバスの中や家事の合間など、思い出したときにいつでもやってみましょう。
座った状態でも、背筋を伸ばしお腹を引っ込めてキープすることでドローインエクササイズを続けられます。

デスクワークしながらや、テレビを見ているときでも行えますね。

下腹部を意識するのがコツ

おへそから指４本分ほど下がった位置に丹田というツボがあります。
正確に言うとツボではなくお腹の中心部にあるエリアを指しますが、体の軸となる部分で、様々な内臓の働きやホルモンバランスにも関わっているとされる部分です。

この丹田を意識しながら、お腹をへこませることがコツ。

丹田のある下腹部に意識を集中すると、筋トレ効果がパワーアップします。
自然と姿勢が正しくなり、深い呼吸がしやすくなりますよ。

ドローインエクササイズを毎日の習慣にすれば、おなかの健康とスタイルアップに役立ちます。
おならコントロールのためにも早速はじめてみませんか？